子育て歯医者の日記

念願だった子育てが始まり、思うことを書き留めてみます。

はいはい

突然はいはいをするようになった。

 

でも突然ではない。

立ち膝から前後のストレッチみたいな動作を

何度も何度も繰り返していた。

そうやって少しずつ鍛え、力をつけ、

ついに花開いた。

 

子供の成長は大人も同じだ。

突然できることもあるかもしれないけど、

地道な反復練習の積み重ねで成長する。

 

大人になるとその反復が辛くなる。

すぐに結果を求められるし、自分も求める。

 

継続は力なり。

 

 

光陰

まだ娘は話ができない。

あー、とか、うー、とか、

きぃやぁぁああーーー、とか、

うぇえぇえー、とか、

奇声を発するのみ。

 

また、立って歩くことはおろか、

ハイハイもしていない。

 

それはそれで愛らしいけど、

早く会話ができるようになって、

一緒に散歩したり出かけたりしたら、

もっと楽しいだろうなーと思っていた。

 

けど、

この歩けない、話せない時間は、

長い目で考えれば、

たった一年かそこらで終わるのだ。

 

もう二度とない、貴重な時間。

 

たとえ娘の記憶には残らなくても、

オムツを替え、抱っこして、ミルクをあげ、一緒に寝る時間を、かみしめたい。

 

 

 

 

母性

自宅と職場が近いので、昼休みも帰宅して食事をする。

娘にも会う。寝ていることも多いが、

一般的なお父さん達よりも、子供と過ごす時間は長い。

 

それでも、泣いている我が子をあやして落ち着かせることができるのは母親である。

 

 

普通

妻は普通分娩で出産した。

 

これがいかに普通ではないことなのか、色々な話を聞くほどに思い知る。

 

普通であることはもはや普通ではない。

 

時代世代が変われば普通という言葉に意味はなくなり、ともすれば差別にさえなり得る。

 

普通、常識、当然、

 

日本人が大好きな、みんなと同じ。